骨粗しょう症って?
骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。高齢者の寝たきりの原因のうち約20%が「骨折」といわれています。中でも「大腿骨頚部骨折」という股関節の骨折が問題となります。歩くことができなくなるため入院して手術が必要となります。そのさい輸血が必要となることもしばしばです。手術しないと寝たきりになり、認知症を生じたり、肺炎をおこして死亡することもあります。
当院では大腿骨頚部の骨密度を測定することで、大腿骨頚部骨折を最も予防できる、適確な骨粗しょう症治療を行っています。
また、骨をつくる注射や、大腿骨頚部の骨密度をアップする薬など、新規の薬剤も積極的に使用して、寝たきりを防ぐ治療をしています。
大腿骨頚部骨折で人工骨頭置換手術施行
骨粗しょう症の検査(DXA)は10分程度です